2011年12月15日

フェレットフードの安全性


ドライフードの何が悪いんだろう?

本で読んだり、なんとなく伝え聞くことはあるのですが、
我が家ではドライフードを与えていないので、
正直、まじめに調べたことはありませんでした


前にインスリノーマの話で
「我が家はドライフードじゃないからならないのかな?」
と病気の原因的なことを書いたものの、
保存料が良くないとか、材料の質が悪いとか、色々言われるけど、
具体的に自分の中で整理できていなかったので、
言いっぱなしも良くないので色々と調べてみました。



実際、調べてみると、ドライフードの問題ってかなり根が深いですね。。。

多岐にわたりすぎて、整理どころか収拾が付かなくなってます(^^;

中立の立場で書こうとしても、
かなりネガティブな疑問が沸いてきてしまうのですが、
私は専門家でも理系でもないので、
ネットで集めた情報が必ずしも正しいとは言えません
なので、ドライフードの安全性を信じる方は
読まないでいただいた方がいいかもしれません(^^;




まず、大前提として法律の話から。

残留農薬や食品添加物の規制の仕方には、
ポジティブリスト制とネガティブリスト制という
二つの考え方があります。
(この手の話は前の職場で散々勉強しました(^^;)

ポジティブリスト制は、原則すべてを禁止として、
「残留を認めるもの」のみを一覧表にして示すという方式。

ネガティブリスト制は原則自由で、「残留してはならないもの」を
一覧表にして示すという方式です。

人間の方は、2003年に食品衛生法が改正されて、
農薬残留のポジティブリスト制度が平成18年5月29日からはじまりました。


この制度によって、全ての食品に残留農薬基準値が設定され、
「入れて良い量以外は絶対に入っていない」という
食品の安全が担保されたことになっています。

そしてペットフードも平成21年6月1日から、
「愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律」(ペットフード安全法)が
施行され、添加物などの規制が始まったとされています。



さて、この「ペットフード安全法」

当然、同じようにポジティブリストだと思っていたのですが



どっちなのかと調べてみると・・・




<農林水産消費安全技術センターのHPより>

Q.ペットフードの規制はポジティブリストか?ネガティブリストか?

A.ペットフードの農薬等の規制は、基準のないものを一律に規制するという制度では
ない。→ポジティブリストではない。





そういう法律だそうです(-.-;


更に、突っ込みどころも満載でして




農林水産省「ペットフード安全法に関するQ&A」

Q3.7 ペットフードの原材料に含まれる添加物を表示する必要はありますか。

A3.7 ペットフードの製造に使用した添加物を記載しますが、原材料に含まれる添加物の表示までは義務付けていませんので、任意表示となります。例えば「かにかま」や「チーズ」などの食品をペットフードに配合する場合、「かにかま」、「チーズ」を原材料名として表示します。
「かにかま」に赤い色素が使用されている場合、色素を原材料として表示することは任意ですが、消費者からの問い合わせには対応できるようにしておくことが望ましいと考えられます。
また、いわゆる加工助剤については、表示を省略することができます。





使用されている添加物は全て記載義務を課した事が
「ペットフード安全法」のウリだったはずですが
あくまで「フードの製造に使用した添加物を記載する義務がある」ということで、
原材料を加工する過程で使用した添加物には表示義務がないということです

しかも、リストにないものは規制されていないので、
極端な話、原材料として「腐りかけの肉」を
規制値のない危険な殺菌剤で消毒して出荷したとしても、
法律上記載義務もないし問題もない可能性があるのでは?と
疑いたくなる文章です(-.-;




農林水産省「ペットフード安全法に関するQ&A」

Q3.15 加工工程が複数の国にまたがる場合、原産国はどのように決めますか。

A3.15 原産国は、販売用愛がん動物用飼料の製造工程のうち、最終加工工程を完了した国を記載します。最終加工工程が完了した国とは「実質的な変更をもたらす行為が最終的に行われた国」のことです。
具体的な例としては、ドライやソフトドライタイプであれば押し出し成型工程(エクストルーダー)、ウェットタイプではレトルト殺菌工程、練り加工タイプであれば練り成型工程などが、該当します。なお、包装、詰め合わせ等は、最終加工工程に含まれません。





中国産原材料のメラミン問題を機に
ペットフード安全法はできたはずですが。。。

当時のペットフードも、中国産原材料を使っていても
「アメリカ製」だったわけですが、
この法律が施行されたあとも、やはり「アメリカ製」に
なってしまうわけですよね
中国製の原材料を使っていても、全く判りません

中国からの原材料を使用した「日本製」もたくさんあるんでしょうね



しかも!今さらですが。。。




農林水産省「ペットフード安全法に関するQ&A」

8.対象動物

Q8.1 この法律の愛がん動物は、政令で犬と猫とされましたが、犬・猫以外は対象にならないのですか。

A8.1 現在は犬・猫が対象です。他の愛がん動物については、本法の運用状況や安全確保上の必要性を踏まえて考えていきます。





そもそもフェレットフードはこの法律の対象になっていません(>_<)



ネガティブリスト制だし、原材料に使われている添加物には表示義務がないし、
フェレットフードは対象外だし、規制値以前の問題だらけですが、
いちおう定められている規制値についても調べました




<かび毒>
アフラトキシンB1 0.02ppm

<農薬>
クロルピリホスメチル 10ppm
ピリミホスメチル    2ppm
マラチオン       10ppm
メタミドホス     0.2ppm
グリホサート      15ppm

<添加物>
エトキシキン・BHA・BHT 150ppm(合計量)





それぞれググってみると判りますが、
人間の規制値よりかなり高いです

オーガニック食品販売の仕事をしていたとき、
「赤ちゃんは大人よりも体が小さいから大人の基準で添加物が入っていると心配」
ということで小さい子供向けの食品を買われるお客様が多かったのですが、
それより小さいペットの基準値が人間より高いとは。。。

しかも、人間が食べる家畜を対象にした「飼料安全法」の基準値は、
当然これより低い数値です
判ってやってるとしか思えないですね




そこで、

この量は本当に安全なの??

根拠になりそうな数字を探してみました



例えば、食品添加物の公定書によると、

人間のBHAの1日許容摂取量:0.5mg/kg/day

1日許容摂取量(ADI)とは「一日当たりの体重1kgに対するmg数(mg/体重kg/日)」



1mg/kg ≒ 1ppmとして考えると、
フードにBHAは最大150mg/kg入っている可能性があるわけだから、
フェレットは一日何g食べるのか?とか、フェレットは何kg?とか、
考えるまでもなく、かなりオーバーしてそうですけど。。。
どうなんでしょう??



まして、先ほどの赤ちゃんの話で言えば、
人間とフェレット、身体の大きさ(肝臓の大きさ?)を考えると
どちらが処理能力が高いのか

たとえ人間の大人と同じ基準値以下だったとしても安全と言えるのか

しかも、フェレットは「今日は生肉がいい」とか言えるわけもなく、
毎日、淡々とフェレットフードを食べ続けるわけですから


最近よく、放射能汚染の話で、


「確かに毎日食べ続ければ害だけど、あなたは同じものを毎日食べるんですか?」


みたいなことを言う人がいますが、フェレットは毎日食べ続けないですかね?




これらの情報が正しいのか、専門家ではないので判りようもないですが、
(もちろん、病気の原因なのかもわかりません)
この手の話は検索すると山ほど出てくるので、
「うーん。。。ほんとに大丈夫なのか?」考えてしまいます。

疑問に思う方は、是非ググってみてください



じゃあ、フェレットフードにはどんな添加物が使われてるの?
ということで、片っ端からフードを調べてみました。

記載を見てみると、、、


トコフェノールやローズマリーなど。BHAとかは使わなくなってるじゃん
なんだ、やっぱりメーカーも問題意識持ってるのか


なんて、表示をみて少し楽観視してましたが、
そもそも、原材料に使われている添加物は表示義務がないですし、
天然由来の酸化防止剤を使っているとしても、
調べてみるとそれはそれで問題があるようで。。。



ほんと書いてるとキリがないですが。。。
長くなってしまったので今日はこの辺で
続きはまたの機会に



posted by marugaonet at 06:24 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | フェレットフード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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