2011年12月16日

フェレットフードの品質はニーズが決める?



本当にフェレットは対象外なの?

気になったのでお役所の事業者窓口に電話してみました(^^;



「現在のところ、犬猫のみなので、フェレット関連の業者は届出義務がありません」

「ただ、フェレットは飼育頭数が多いことを把握しているので対象になる可能性はある」

とのこと



この法律は、よく読むと「ペットフードの安全を守る法律」ではなくて、
「トレーサビリティを構築するための法律」なんですよね

犬猫に比べて流通量の小さい動物のフードまでは
現状では管理する必要がないということなんでしょう


内容を読むと、ペットの飼い主が求めているような内容とはちょっと違いますね
もちろん、流通経路がわからなければ取締りができないわけですが、
フードの流れを把握するためにメーカーと輸入業者に登録をさせて
全ての販売先がわかる帳簿の記載・保管を義務化するというのが主旨ですね

無償で譲り渡した相手も記載しなければならなかったり、
個人で海外から購入する場合にも届出の義務があるなど、
「トレーサビリティ」に関してはかなり厳しい内容です。

中国産の原材料にメラミンが混入していたって大騒ぎになったので
品質基準を作るためにできた法律という認識が多いと思いますが、
たぶん、メラミン問題はフードの流通を抑えられなかったのが
最大の問題だったというのがお役所の考えなんでしょう

だから、「ペットフードの安全」といいながら、
原材料の加工時に添加されるものに関しては表示義務がなく、
基準値が定められている添加物も9種類しかないという、
とぼけた内容になっているのでしょうね

表記の決まりごとを作ったまでで、フードの中身に関しては基本現状維持。
本気で「ペットフードの安全」を考えたわけではないのでしょう




ここまで長々と書いてきて、
「フェレットフードのせいで病気になるの?」を調べよう!
と始めたのに、なぜ最初に法律の話にこだわるか

全然関係のない話を長々としているような感じですが
ペットフードの問題というと「悪徳業者」「ペットフードの闇」みたいな話が多くて
「メーカーに騙されてる」スタンスの消費者が多いんじゃないかと思うんですが、
どんな分野にしろ、メーカーはニーズがないものは売らないし、
メーカーの行き過ぎを止めるのは法律か消費者の「買わない」行動だけなんですよね
逆に言えば製品の品質を決めるのは、法律と消費者なわけです。

軽自動車はなぜ660ccなのか

発泡酒はなぜ生まれたのか?などなど

企業は法律の範囲内で目一杯、消費者のニーズに応えようとしているだけだったりします

なので、ペットフードに関しても、法律をみれば、
どの程度の「安全」が担保されているのかわかるのでは?と考えるわけです




一般的に言われる「ペットフードのメリット」

・必要な栄養素が全て入っているからフードと水だけでOK
・ご飯を作る手間がかからない
・まとめ買いしても保存がきく
・オールインワンなのに安い!


もちろん、企業が洗脳した部分も多々あるとは思いますが、
これらのニーズに全力で応えるための努力と、
食品産業から産出される製造副産物を利用する
元々の「家畜飼料の慣習」が合わさって現在の状況があるわけで

「ペットフードの安全」を求めるのなら
飼い主はこれらのメリットを捨てなければならない

そういう側面もあるわけですよね


特に、「手間」と「お金」の問題は鉄壁です(^^;



栄養を気にして、毎日手間かけてご飯を作り、
毎日ペットの食事のために買い物に出かけて、
毎月人間並みの食費をかける

そんな飼い主が、市販のペットフードを好む消費者の数に近づけば、
間違いなくペットフードは人間並みの品質に向かっていくんじゃないですかね



実際には、私も上記を100%やっているわけではないです

手間や時間、知識のなさを補うために、
ベースに缶詰やフローズンフードを使ったり、
フリーズドライのフードを使ったりしているわけですが、
ペットフードのメリットを享受した分だけ、
健康のリスクを背負っていると言う認識です

例えるなら、買い物も料理するのも時間がないから、
まとめ買いのカップラーメンで毎日過ごしていたら、
その分健康に対するリスクが高まるのと同じようなことかな?
極端すぎるけど(^^;


でも、ペットフードはもっと極端だったりするんですよね

手間も要らず、開封後何週間経っても常温保存で大丈夫!
しかも!カップラーメンより安いんです!!

。。。そんなもの健康のリスクがないわけがないです(^^;


利便性を求めれば、対価(お金)を払わなきゃならないし、
お金を払わないのであれば、品質や健康のリスクを負わなければならない

人間の食品では、当たり前のことですね(^^;



「メーカーが詐欺師」というのは違うんじゃないかな?と書いてるつもりが
飼い主批判みたいになってしまってますが

結局、今ある選択肢が極端すぎるんですよね

高品質な食材を使った母親の手作りか、粗悪なインスタント食品か
みたいな選択肢になってしまって、
人間の食品でいうところの高級な冷凍食品のような選択肢がかなり少ない

人間の親だってたいして勉強せずに子供育ててるわけで、
ペットだって難しい勉強をしなくても飼えるものであって欲しいし、
その為には、手間や知識をお金で買うという選択肢があっていいと思うので、
高品質で病気にならないペットフードを作って欲しいのですが



その為には、人間並みの「食の安全」を担保する法律と、
そういうペットフードを求める消費者のニーズが必要


そんな話です



現実に、製造時に添加した保存料に表示義務が生じる法律ができて、
有害な酸化防止剤を気にする消費者が増えたら、
安全と言われている酸化防止剤に一斉に替わったわけですから

結局、そういうことなんですよね(^^;
posted by marugaonet at 01:41 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | フェレットフード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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